イギリス　ストライプソファ。

ソファと共布で作られたクッション。
持つとくたっとする、柔らかくて軽い綿が詰められています。
そんなこちらのクッション、縫い目や製法からかつての持ち主によって 手作りされたものなのかもしれません。
その持ち主の下を離れる際、残っていた端切れはクッションに結び付けられ、遠いこの地まで海を渡って来ました。

ソファも元々は違う布で覆われていて、その布が古くなったのか、持ち主が変わったのか、どこかのターニングポイントで張り替えられたのかも。
ビスの留めている間隔がまばらだったり、布端の折り方が少し左右非対称だったり。
遠い昔誰かの手によって生まれ変わった、そんなことが実感でき、どこか微笑ましくなる。
それから年月を重ねて、かつての生活が染み込んだことでラフさだけではない、その場の雰囲気を作ってしまう奥行きのある表情に。

陽気で明るい会話の絶えない、家族の団欒。
その中心で、佇んでいたソファ。

座面と肘置きのスプリングは健在。
奥行きのある座面は外国ならではですね。
朝食の後や、午後のティータイム、お風呂上りなどに、物思いにふける程ゆったりくつろげるスペース。

 

SIZE
H:71cm
W:83cm
D:74cm

座面まで
H:50cm