イギリス モノンクル付黒鉄ケビント。
ケビントとは、ドイツ語で「医療棚」のこと。
ドイツから先進医療を学んだ日本。その名残として現在も、カルテ、オペ、メスなど 医療用語には
ドイツ語が数多く使われています。医療用の棚を英語の「キャビネット」ではなく、
ドイツ語の「ケビント」と呼ぶのもそこからくるもの。
医療技術が日本に伝わったときにケビントも伝わったのではないかと考えられています。
学校の保健室や、昔からある診療所などには必ずと言っていいほど置かれていました。
様々な時代に沢山の患者様を見るお医者のアシスタントとなってきたケビント。
多少薬品の臭いが残っており、昔の思い出を語りかけてくるよう。
黒の艶のある色は洗練されたメンズライク雰囲気が漂う。
全体的にインパクトがある佇まいなので、お部屋にも存在感を放ち、全体を引き締め洒落た印象を与えてくれる。
上段にはガラスの棚板3枚、下段には棚板1枚いずれも取り外しが可能。
ガラスの棚板手前縁はぽってりとRデザインの厚みある加工に仕上げられています。
ガラス棚板には奥の部分に欠けが見られますが、通常は見えない部分になります。
下段扉にはロック可能な鍵付です。
上下共に扉の開閉もスムーズ。
モノンクルとは戸などの建具に取り付け、上下に動かして戸締まりをする為の金具を指します。
細身な棚にモノンクルが合わさると、フレンチのテイストも加わりスタイリッシュな印象をも覚える。