イギリス　1911’s大英博物館の図録。

大英博物館は、1759年1月15日開館のイギリス・ロンドンにある博物館。

世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品や書籍や略奪品など約800万点が収蔵されています。
収蔵品は美術品や書籍のほか、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡り、余りにも多岐にわたることから、常設展示だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能なほど。

もとは、アイルランドの古美術収集家が、死後は自身の8万点にもなる収集品を一般人の利用に供することを遺言に残したのがきっかけで、その後イギリス議会などの協力もありできた大英博物館。

そんな歴史ある博物館に収蔵された作品の複写をまとめた図録。

こちらは、1911年に印刷、作成されたよう。
イギリス北部・ウェスト・ヨークシャー州にあるブラッドフォードという地域にある
公立図書館の名前や注意書きが書かれたカードが貼られていることから、様々な場所を回り、
多くの人の目に映ってきたのでしょう。
長旅を経てきたことで、紙には破れや染み、汚れ、傷があります。
ただ、時間を重ねた紙の質感は趣深く、そっと触ると詰め込んだ歴史が蘇ってくるような気さえします。

この図録は、オランダ人画家の作品の複写をまとめたもの。
いずれも銅版画で、風景画から人物画まで様々な種類の作品が見られます。

複写ではありながらも、本物さながらの迫力、世界観を楽しめる。
さらに風化によりまた独特の存在感が加わっています。
お気に入りを額に入れて飾るのもお勧め。

4、9枚目は参考画像です。

中に納められた作品は下記URLよりご覧になれます。
http://www.siettela.com/shop/image_view.html?image=000000000723
http://www.siettela.com/shop/image_view.html?image=000000000724
http://www.siettela.com/shop/image_view.html?image=000000000725
 

SIZE
H:52.5cm
W:38.5cm
D:2cm