イギリス ムフロンの剥製。
「どうしたの?」そんな風に話しかけているような穏やかな表情。
でも、そんな表情とは裏腹にかつて日々を過ごしていたのは、どこまでも広がる険しい大地。
吹き抜ける風を全身で受け、たくましく生きる。
見つめるとどこかきりっとした佇まいや伸びかけの角が、かつて取り巻いていた景色を想像させます。
家畜として広く飼われている家畜のヒツジは、紀元前6000年頃にムフロンなどを原種として
改良されたものだと考えられています。
そんなムフロンは、野生のヒツジの中ではもっとも体が小さく、体高は70〜80cm程度しかありません。
大きな角があるのはオスだけで、メスは角がないかあっても小さなもの。
また、水平に細い瞳孔は、優れた周辺視野をもつそうで、視野は 270–320°。
頭を動かさずに自分の背後を見ることができます。
険しい山岳地帯の森林限界付近に生息する、木登りが上手な動物。
角は後面をビスで固定しています。
表皮の繋ぎ目に隙間があったり、若干浮いている部分がございますが
あまり目立つようなものではありません。
移動させる際など全体を揺らすと、中で小さな欠片のようなものが転がる
感じがありますが、見た目や使用上は問題ありません。
小さめで壁面のちょっとしたスペースにも気軽に取り入れられます。
穏やかな表情でこの先も長く見守ってくれる。
愛らしさと大自然を生きた力強さを兼ね備えた、愛着の沸く存在に。
SIZE
H:40.5cm
W:33.6cm
D:31cm