イギリス　バスロールサイン「BLACKHEATH ROYAL STANDARD」。

朝の時間。通学や通勤の足としてバスを利用する人々が多く賑わう町。
バスは行き先を示しては走り、また違う行き先を示しては走る日々。
行き先が変わるごとに回転するバスロールサイン。
人々にバスの行き先を教える大事な役割を担っている。

バスロールサインとは、バスの前方に表示されていた行き先表示のこと。
大きな長方形のリネンに目的地が印刷されたものを回転させて、次の行き先を案内していました。
1960年〜90年代頃までのイギリスやアメリカで実際に使用され、現在はデジタル表示になっているため、
ヴィンテージとしての価値が高く、それを真似たレプリカまでもが人気。

実際のバスロールサインは、広げると何十メートルという長さになります。
こちらはその長いバスロールサインをカットし、気軽にポスターとしてお部屋に取り入れやすいものに。
バスロールと言えばタイペックスという丈夫な紙のような素材のものか、この加工したリネン生地のどちらかだそう。

書かれた文字から「ブラックヒース　ロイヤル・スタンダード」を示している。
ブラックヒースは古い歴史を持つロンドン南東の小さな町。
ロイヤル・スタンダードとは通常イギリス王旗のことを言いますが、どうやらブラックヒースにある
バス停の名がロイヤル・スタンダードというのだそう。

その高貴な名のバス停へ向かい、バスと走り続けたバスロールサイン。
リネン地に残る染み、端の破れやしわが幾度と無く回り続けた当時を物語り、
いま、お部屋のポスターとして新たな活躍の場を探しています。

一緒に写っているバスロールサインも掲載中。
そちらも是非ご覧下さい。

SIZE
15.3cm×83.5ｃｍ

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