鉄製白ケビント。
鉄のボディにべったりと塗られたペイントは海外らしい個性。
その質感は長い年月をかけて、地の異なるペイントの色の顔を覗かせる。
鉄がガラスと組み合わさった姿は漸進的で洗練された印象。
大きなボディから、鉄脚がほっそりと綺麗な曲線を描かきそっと地に着く。そこから優美な柔らかさも表現されている。
明るく優しい印象はお部屋を爽やかにシャビーシックな雰囲気が漂う空間に演出してくれる。
そっと耳を傾けてみると、当時の様子を語りかけてくれるような、そんな味わいに溢れている。
ケビントとは、ドイツ語で「医療棚」のこと。
ドイツから先進医療を学んてきた日本では、カルテや、オペ、メスなど医療用語にはドイツ語が数多く使われている。
医療技術が日本に伝わった時にケビントも伝わったと考えられている。学校の保健室や、昔からある診療所には必ずと言っていいほど置かれていました。
このケビントはどんな時を過ごしてきたのか。扉を開けると少し薬品の匂いが残り、当時のころに想いを馳せてしまう。
棚板は取り外し可能です。扉に鍵が付きロックができるため、貴重なものを保管する場所としても。キャスター付きのため、気軽に移動することも可能。
ガラスは棚板以外、昔の当時のままのゆらゆらガラス。
いびつな表面をしたガラスに光が差し込むと、そこには独創的な移ろいが広がる。
側面もガラスの為、周りから光を多く取り入れ、中の小物にスポットを当てる。
SIZE
H:165cm
W:72cm
D:51cm
上段棚